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歯ぐきは、下げるだけでなく、上げられることがある
下がった歯ぐきは戻せるのでしょうか。歯ぐきを下げて歯周ポケットを浅くする治療と、失われた歯周組織の再生を目指す治療の違い、適応と限界を院長が解説します。
8月4日


ちゃんと治したくて、マイクロスコープに出会いました
私がマイクロスコープを導入したのは、開業してすぐのことでした。ただ、当時の目的は根管治療でした。その使い方しか知らず、ほとんどの治療はルーペで行っていました。 そんな中で、どうしても治せない治療がありました。 歯周病です。 どれだけ治療をしても、治しきれない。大学院まで進んで学んだはずなのに、思うような結果が出ない。治したはずの歯が、また悪くなって戻ってくる。そして患者さんに、自分がその歯に何をしたのかを、うまく説明することもできませんでした。 もう一度、歯周病治療を勉強し直そう。そう思ったときに、私はマイクロスコープを使った歯周病治療に出会いました。そこで見たのは、信じられない臨床成績でした。 当時、私が知っていた歯周病治療は、深くなってしまった歯周ポケットを浅くするために、歯ぐきを下げる治療が一般的でした。ところがマイクロスコープを使ったその治療では、歯ぐきを上げていました。同じ「歯周病を治す」ための治療なのに、向かっている方向が正反対だったのです。正直に言えば、何が起きているのか、まったく理解できませんでした。 その日から、私は本格
8月4日
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